レーシック治療の翌日に検診があります。すでにフラップ作成の痕はなくなっています。また、一時的な遠視になっていて遠くが見えやすく近くが見えにくい上体ですが、視力も回復しています。
2回目の検診となるレーシック後1週間目の検診では、
レーシック前に、軽度、中度の近視だった人は、概ね予定の視力になっていることが多く、近くを見ても無理があることは無いようです。眼に触れてもほとんど痛まなくなっています。
まれに、夜、光の周辺がぼんやりと見えるハロが現れたり、コントラストが低下したりすることがあるようですが、これは、角膜中央部に
レーシックのレーザーが照射されたために起こるもので、3ヶ月以上経過すると徐々に収まってきます。
レーシック後の1ケ月検診では、個人差もありますが、ほとんどの患者さんが目標視力に達しています。レーシックの矯正効果が不足して再治療が必要かどうかは3〜6ケ月検診でほぼ判断できるようです。
レーシック治療後に近視が残ってしまい、再治療を行なうこともあるようですが、その割合は3〜4%程度になっています。しかし、これは歴史の中でのデータであり、直近の数値で言えば、レーシックの再治療の割合は1%以下になっているという報告があります。
3ヵ月後のレーシック検診では、夜間の視力の低下を感じる人も少なくなり、視力はかなり安定します。夜間視力の低下の自覚がある方もいるようですが、大体の方はあまり問題の無い程度に落ち着くようです。
このあと6ヶ月検診があります。近視気味だった人が改善しているというケースもありますが、3ヶ月検診と6ヶ月検診ではデータはほとんど変わらないことのほうが多いようです。
レーシックの治療を受けて、再び元の視力に戻ることはあるのでしょうか?PCの前などに座って長時間モニタを見るような仕事の場合は、再度視力が低下してくることがあります。そういうおそれのある場合は、軽い遠視用のめがねを掛けて仕事をしたほうがよいと言えます。
遠視用のメガネといってもほとんどガラス板のようなものです。対して視力を矯正するものではありません。もちろんこうしためがねを使用しなくても近くも遠くも見ることができます。
一方、レーシック治療後、遠視が発生した場合には再矯正が必要になることがあります。ただし、年齢が進むと水晶体がやや薄くなり、屈折力が弱くなるので、レーシック治療を受けていない人でも若干遠視気味になります。
そういう意味では、年をとってからレーシックを受ける方は、あまりいい視力にし過ぎなくてもいいのかもしれません。
また、老眼が気になりだす年齢の方のレーシックでは、レーシックの照射度数を軽くしてインプットします。遠くは見えにくいが近くを楽に見ることができるというレーシックを施すわけです。こうした調整は初診の際にしっかりと打ち合わせしておくことが大切です。